このブログでは、下垂体前葉機能低下症を抱えながら、体調管理・筋トレ・働き方、そして心の整え方について発信しています。 今回はノウハウではなく、病気を経験したことで自分の価値観がどう変わったのかを整理する記事です。
「普通」が突然、普通ではなくなった
下垂体前葉機能低下症によって、ホルモンを健康な人のように自律的にコントロールできなくなりました。
- 疲れやすさ
- 体調の波
- 代謝の低下
- 集中力の揺らぎ
数値や症状として説明はできても、 実際に生活してみないと分からない違和感が、日常のあちこちに現れました。
それまで当たり前だった「無理がきく身体」「気合で乗り切る働き方」が、 少しずつ通用しなくなっていきました。
頑張ること=正解ではなくなった
以前の自分は、
- 多少きつくてもやる
- 疲れていても動く
- 周りに合わせる
そんな選択を「当たり前」だと思っていました。

しかし、ホルモンバランスが崩れた身体では、 そのやり方が回復ではなく消耗につながることを、身をもって知りました。
ここで初めて、
「頑張ることより、整えることが先」
という考え方に切り替わっていきます。
体調を基準に生活を組み立てるという発想
下垂体前葉機能低下症と向き合う中で、 生活の判断基準が大きく変わりました。
- 今日は動ける日か、休む日か
- 今やるべきか、後回しにするか
- 無理をすると、後でどう影響するか
体調を軸に一日を設計する。 これは制限ではなく、長く安定して生きるための戦略だと感じています。

筋トレが価値観を変えるきっかけになった
筋トレを始めた理由は、 「強くなるため」ではありませんでした。
- 代謝の低下への対策
- 体調を安定させる手段
- 自分でコントロールできる運動
下垂体前葉機能低下症の影響を受ける中で、 自分の身体を自分で管理している感覚を取り戻せたことが大きかったのです。
無理をしなくても、 少しずつ積み重ねれば前に進める。
その実感が、考え方そのものを変えてくれました。

「できない自分」を否定しなくなった
病気になる前は、 できないこと=怠け だと思っていた部分がありました。
今は違います。
- できない日がある
- 回復に時間がかかる
- 調子に波がある
それは性格ではなく、身体の特性です。
この事実を受け入れられるようになったことで、 自分に対しても、他人に対しても、 余計な厳しさを持たなくなりました。
病気が教えてくれたこと
下垂体前葉機能低下症は、 確かに不便で、簡単な病気ではありません。
ただ、
- 身体を丁寧に扱うこと
- 長く続く選択をすること
- 今の自分を基準に考えること
これらを教えてくれた存在でもあります。
おわりに
このブログでは、 病気を「克服する物語」ではなく、 付き合いながら整えていく過程を記録しています。
価値観が変わったからこそ、 今の生活があり、今の発信があります。
もし、同じように体調や病気を抱えながら 日常や仕事に向き合っている方がいれば、
「無理をしない選択も、前進の一つ」
そう伝えられたら嬉しいです。

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